台湾賞鳥の旅(2004年3月27日):奥萬大森林遊楽区



(1)埔里、(2)奥萬大森林遊楽区


 今日はロングドライブになるとのことで朝7時に台北YMCAを出発しました。片側5車線のハイウエイを台中まで南下し、そこから東へ進路変更、紹興酒で有名な埔里(プーリー)へ向かいました。土曜日なので、酒の工場は大勢の観光客でごった返していました。紹興酒につけたソーセージを食べたり、いろんなお酒の利き酒をして結構できあがってしまいました。昼食は水上レストランで中華料理、つまり普通の地元の料理を食べましたが、野菜料理が多くてとてもおいしく頂きました。


(図2. 水上レストランにて.右端がガイドをして下さった美秀さん)

 到着したのは中央山脈の西側中腹に位置する奥萬大森林遊楽区です。ここは紅葉の名所ということで、紅葉の時期(12月〜2月だそうです)には料金が高くなるとのことでした。到着したときは雨が降っていたのですが、3時過ぎに鳥を見ようと外に出たら、すぐに雨が上がりました。

 少し林を歩いただけで、聞いたことがないいろんな鳥の声が聞こえてくるのでパニック状態になりました。しかたがないので、一種ずつ美秀さんに尋ねました。日本にはいないチメドリの仲間が沢山いて、いずれもいい声で鳴くとのことです。最初に覚えたのが、カンムリチメドリ(固有種)の「to meet you」です。中国語では「吐米酒」だそうで、飲み過ぎに注意しましょうと大笑いです。メジロチメドリは「ギーギー」と警戒音を良く発します。ミミジロチメドリ(固有種)は「ビビジュー」とカンムリチメドリと区別が困難です。さらにチメドリの「シーシェーターコーチーチョー」も混じるので混乱します。ズアカチメドリは「ヒーホホホ」、アオチメドリは「ヒリヒリ…」とかなり高い声なので覚えやすいようです。「ホヘン、ホヘン」とヤイロチョウの様な声はカンムリワシの声ですが、姿をはっきりとは見られませんでした。最後にヤマムスメ(固有種)のオナガに似た声がしましたが、姿を見ることは出来ませんでした。


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